マスツーリングで仲間についていけないとき

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マスツーリング

マスツーリングとは、ソロツーリングと対するもので、複数人ぞでのツーリングを行う意味で、使われる言葉です。
最近では、ツーリング愛好会や仲間内で、ツーリングを楽しむほかにも、販売店やオーナーズクラブに入会するケースも増えています。
特にオーナーズクラブなどでは、定期的にこのようなマスツーリングを主宰し、特定のイベントとして参加される方も多くなってきました。

ツーリングの楽しさの一つに、同じ趣味を共有するというものがあります。
互いに知らない関係でも、バイクを通じて知り合うことにより、仲間が増え強いきずなが芽生えていくのも、こうしたマスツーリングならではの光景と言えるでしょう。

分断されやすいケース

マスツーリングの楽しみは、色々な人との出会いやきずながきっかけとなり、仲良くなっていくところにあります。
しかし当然、マスツーリングならではのデメリットもあります。
それは、ベテラングループと、初心者グループとに分かれやすいという点でしょう。
慣れているライダーたちは、コースの塩梅や時間のかけ方も熟知しており、ロスなく進むことに長けています。

一方で、慣れないライダーたちは、途中で分断されることも多いようです。
特に、踏切や信号待ちしている場合、前のライダーと離されてしまい、パニックになってしまう初心者もいます。
見失った先で、道が分れていたら、当然どちらに行けばよいのかわからなくなってしまいます。
後続のバイクがいるのであれば、少し待つというのも一つの手です。

分断されない対策

まずバイクの場合、排気量によっても走り方が異なりますので、でどれだけ同じ排気量のバイクに沿って走ることをおすすめします。
通常のマスツーリングであれば、最低排気量125CC以上が推奨ですが、125CCクラスのバイクと750CC以上のバイクと並走するのは、やはり少し無理があるからです。

日本の道路を走る以上、信号や踏切などがありますので、分断されてしまうのは致し方がないこと。
そこでまずは、MAPを常に頭に入れておくこと。そして、集合場所を把握しておくことが大切です。
無理してスピードを出すと、危険も伴いますので、焦ることなくマイペースで走ることを心がけておきましょう。

仲間についていけなくてもあせらない

どうしても、免許を取り立てだとか、ツーリング初心者の場合、仲間についていけないという事はよくあることです。
大型バイクの場合、常に余力を持って走行していますので、比較的楽なのですが、排気量が小さい場合は、直線でついていけないということもよくあります。
焦りは事故につながりますので、このような時でも決して焦らないようマイペースを心がけます。

ツーリングの楽しさは、無理して相手についていくことではなく、マイペースで景色を楽しみながら走ることにあります。
事前の打ち合わせで、集合場所や休憩場所を決めておけば、焦りやパニックになる事もなく、自分のペースで走る事ができるでしょう。