雨でもツーリングは決行 ?
ツーリング前夜の夜、数日前から天候が気になってはいたが、少しずつ雨が小降りになっていて、明日の天気が怪しくなってきた。
こんなご経験は、だれしもあるのではないでしょうか。
特に、初めてのツーリングの場合、ツーリングが中止になるのではと、かなり不安になって来てしまいます。
そこで雨天の場合、ツーリングを決行するのか、中止するのかの意見に分かれますが、経験の浅いグループなら、中止しやすい傾向にあるといえます。
理由としては、路面が滑りやすく、安全のために中止するというもの。
また、雨だとツーリングを十分に楽しめない、というのが大きな理由です。
特に責任感の増え方なら、トラブルを未然に防ぐためにも、雨天時にはツーリングを中止するといったケースが多いようです。
ツーリングの雨対策
ツーリングに慣れている方であれば、多少の天候の悪さでも、ツーリングはそのまま行われることが多いものです。
しかし雨で、路面が濡れているため、走行時の危険性が増すのは間違いありません。
そこで、最悪のケースを踏まえて、雨対策を行うことが、雨天時のツーリングの鉄則とも言えるでしょう。
ツーリングの雨対策としては、スリップやブレーキングに対しての対策と、自身の雨対策が必要となってきます。
そのためにも、天気予報チェックは、欠かせない情報源となります。
行き先によっても、天候は異なってきますので、スタート地点からゴール地点までの天気予報チェックは、必ず行っておきます。
何事も経験
雨が降ったからと言って、必ずしもツーリングが楽しくならないというものではありません。
ただし、雨天走行は危険を伴うのは間違いありません。
雨は視界を妨げやすく、路面が滑りやすい為、普段の走行時よりも格段の安全運転が求められます。
走行時のコミュニケーションも図りにくく、夜の走行時にはライトの光が路面に吸収されやすく、かなり走りにくくなります。
一方で、何事も経験とお考えの方もいらっしゃいます。
いざという時の対処法も経験でき、将来のためにも一度は雨天のツーリングを経験した方がいい、というご意見はもっともです。
そのためにも、安全を第一に考え、雨天のための装備と注意点は踏まえておかなければなりません。
雨天のための装備と走行時の注意点
まず、雨天のための装備ですが、レインウエアは当然必需品です。
ただし、雨具としては、フード付きタイプのレインウエアをおすすめします。
なぜなら、フード付きであれば、レインウエアを着た後にヘルメットかぶると、頭が濡れないからです。
また、最近のレインウエアのズボンは、靴までカバーできるタイプもありますが、なければ登山用スパッツを利用するという手もあります。
走行時の注意点としては、安全走行を心掛けることは言うまでもありません。
また、通常よりも車間距離を開けるというのも、一つの対策となります。
万全に装備を整えさえいれば、雨の中の走行もさほど難儀なものではありません。
このような時だからこその思い出も作れますので、まずは楽しむことを思い描いてツーリングを楽しみましょう。