下道ツーリングの魅力とは?
高速道路を使わずにツーリングを楽しむ下道ツーリングは、高速で思う存分スピードを出して楽しむツーリングとはまた違った魅力を持っています。
その最大の魅力とも言えるのが自由度の高さで、寄り道も自由、移動中に気になるところがあれば気軽に立ち寄ることもできます。
目的地と目的地をスムーズに移動するのに適している高速道路は、逆に言えば寄り道をする余地がないとも言えます。
アプリがあればその場でルート確認も容易にできる現代では、こうした下道ツーリングの自由度の高さはツーリングの大きな魅力になっているとも言えるでしょう。
さらに、整備された走りやすい高速道路とはまた違った、いろいろな状況の道を走る機会にも恵まれます。
長時間の移動でも飽きずに走り続けることができますし、カーブが多い難所や路面の整備があまり行き届いていない道などもたまに走る分にはスリリングな面白さを提供してくれます。
あともうひとつ、やはり見逃せないのが無料で道路を走行できる点です。
排気量の制限を気にすることなく走行できる点も見逃せません。
下道ツーリングのやり方
下道ツーリングのやり方における最大のポイントは、自由度の高さを十分に楽しむための準備を整えておくことです。
ツーリング中にルートやスポットの検索ができるアプリを用意しておく、あるいは事前に道路の状況を確認しておく、単にルートや距離だけでなく整備の状況や混雑状況などもチェックした上で計画を立てていくことが重要です。
そしてもうひとつ、移動時間に余裕を持っておくことも大事です。
スムーズに移動できる高速道路とは違い、渋滞などの事情で予定通りに進めないこともありますし、寄り道を楽しめば予定に狂いが生じます。
日帰りの場合は帰宅時間、宿泊の場合は宿泊地に到着する時間やそこまでの距離をしっかり確認した上で余裕を持ったスケジューリングを行っていきましょう。
下道ツーリングのデメリットとは?
こうした魅力を備えた下道ツーリングにはやはりデメリットもあります。
まず先述した、予定通りに行かない可能性が高い点が第一に挙げられます。
とくにロングツーリングを計画した場合には、自宅・宿泊地にたどり着けない恐れが出てくるのでくれぐれも注意が必要です。
あと、高速とは違った形で心身の疲労が溜まる可能性もあります。
渋滞に巻き込まれたとき、あるいは走りにくい道路を長く走ったときなどに心身の負担がかかりやすく、最後の方はツーリングや観光を楽しめる状態ではなくなってしまうケースも起こり得ます。
こうしたデメリットを避けるためには、いざとなったら高速道路を使うといった柔軟な姿勢も重要になってくるでしょう。
下道ツーリングを楽しみつつ、それにこだわり過ぎずにツーリングそのものを楽しむようにしたいものです。