ツーリングの準備が大切な理由
ツーリングでは事前にしっかりと準備をしておくことが重要で、その理由は、やはり途中で何が起こるかわからないからです。
例えばバイクに異常が生じることも考えられますし、本人が体調不良に陥るといったこともあるでしょう。
そこまで深刻な状況でなくてもちょっと小腹が空いた、ちょっと予定よりもルートを変えてみたいといった気分になることもあります。
そんなときに対応できるよう、事前にスケジューリングに余裕をもたせておく、万一のときに立ち寄れる場所を確認しておく、あるいはルートからちょっと外れたときに見どころ・スポットがないかどうかを確認ておくといった準備をしておくのです。
こうした準備をしておくだけでも心に余裕をもたせることができますし、より柔軟にツーリングを楽しむことができるようになります。
ツーリングの場合、一日5~6時間バイクに乗り続けるのが当たり前ですし、場合によっては8時間以上乗り続けることもあります。
まだツーリングに慣れていない場合にはどうしてもいろいろと詰め込みすぎなスケジューリングをしてしまいがちで、長時間の走行を前提にした内容になってしまいがちです。
そうした事態を防ぐためにも、入念かつ現実的な準備が求められるのです。
そしてもうひとつ、事前の準備そのものが楽しく、ワクワク感を高めてくれる点も忘れてはならないでしょう。
ツーリングの計画の立て方
それほど難しく考える必要はなく、まず行ってみたい場所、走ってみたい場所をピックアップしたうえでそのルートや距離、移動時間をチェックしていきます。
基本的には行きたいスポットを効率よく巡るための最短ルートを選ぶことになりますが、景気のいい場所を通りたい、走ってみたい道路があるといった場合にはそのルートを盛り込みながら計画を詰めていきます。
ポイントはやはり無理して詰め込まないこと、そして立ち寄るスポットの滞在時間や休憩時間もしっかり盛り込んでいくことです。
この点を忘れてしまうと、せっかく行きたい場所にたどりつたいのにゆっくりできないまますぐに移動しなければならなくなりますし、体力的な負担も大きくなってしまうので気をつけましょう。
日帰りの場合、立ち寄りスポットは2~3か所くらいに絞る、そしてそれぞれのスポットの滞在時間は最低でも1時間くらいは見ておくようにしましょう。
ツーリングの計画にアプリを活用する方法もある
ありがたいことに、こうした準備やスケジューリングをサポートしてくれるアプリやネット上のサイトなどもあります。
行きたいスポットとスポットを結ぶルートを検索できるアプリもありますし、大まかな所有時間も算出してくれるものもあります。
さらにはルートそのものを提案してくれたり、ルート周辺のおすすめスポットを紹介してくれるアプリなどもあります。
こうした便利なアプリもうまく活用したうえで、準備そのものを楽しみながらツーリングの計画を立ててみましょう。