ヤビツ峠について
ヤビツ峠とは神奈川県の県道70号線にある峠です。
秦野中井インターチェンジから県道71号線を北上し、県道70号に入ったところでしばらくするとヤビツ峠が見えてきます。
天気の変わりやすいところなので、いきは晴れていても途中で大雨になることもあるので、雨具は忘れずに。
道路は広くなく、バスも1時間に1本程度ですが運行しています。
適度なワインディングが続く道で、登っていくと舗装が悪くなってくるので注意して走りましょう。
二車線のところもありますが、一車線になっている場所も多いので、スピードは出し過ぎないように。
林道や工事により通行止めになっているところもあります。
途中には展望台があり、秦野市内や相模湾、江の島まで一望できます。夜景のスポットとしても有名です。
護摩屋敷の水という湧水が流れており、8カ所湧水を組めるところがあります。昔修業した僧侶が身を清めたということでこの名前がついたそうです。
環境省が選定した名水100選のひとつでもあります。柔らかい口当たりでクセがなく澄んだ味わいです。
ポリタンクに水を汲んでいく人が多く見られます。途中に喫茶店もあったので、休憩時にこの名水を使ったコーヒーを味わうのもいいかもしれません。
裏ヤビツ
宮ケ瀬側からヤビツ峠売店までを裏ヤビツといいます。
表ヤビツといわれるヤビツ峠と比べると傾斜はゆるく景観を楽しむのに向いています。
ただし、車が一台通れる幅しかないのでバイクなら大きな問題はないですが、車の場合は注意が必要です。
また、山道なので道路には落ち葉や砂利、落石、積雪などがありますので、十分注意して走りましょう。
川沿いには夏でも一瞬ひんやりするほど、天然のクーラーといえるほど。都心より気温が低いので、厚着して走ることをおすすめします。
近くにキャンプ場があり、夏になるとキャンプをする家族連れが見られます。
ヤビツ峠で起きている問題
ヤビツ峠は自転車を乗るサイクリストにもヒルクライムの聖地として人気のある峠です。
多くのサイクリストが訪れるようになり、週末になると100人を超えるサイクリストでにぎわうスポットとなりました。
サイクリストのマナーが最近問題になっており、啓もう活動をいっています。
また、ランナーの練習場所としても人気が高まっており、決して広くない道路に車やバイク、自転車、人が行き交います。
そうすると事故の危険性が高まりますので、マナーやルールを遵守してお互いが思いやる気持ちを持って走りたいものです。