竜神峡は、茨城県の竜神川の浸食によって形成された渓谷です。
竜神川をせき止めて作られた竜神ダムがあり、ダムの上には竜神大吊橋があります。
紅葉の名所として知られており、紅葉シーズンには多くの観光客でにぎわいます。
竜神峡へのルート
常磐自動車道の那珂インターチェンジ、日立南太田インターチェンジのいずれかの利用がおすすめです。
どのルートからでも竜神大吊橋の看板があるので、迷うことはないでしょう。
竜神大吊橋
竜神ダムの上にある竜神大吊橋。茨城百景の一つにも挙げられ、多くの観光客が訪れる観光スポットです。
橋の長さは375mで観光用の歩行者専用となっており、ダム湖面からの高さは100mあります。
バイクで渡ることはできませんので注意してください。
竜とつくだけあって竜に関するデザインが用いられていて、来る人を楽しませてくれます。
橋の3カ所に設置されたアクリルの透過板からは湖面を見下ろすことができます。日常では見ることのない眺望からは身がすくむようなスリルが感じられるでしょう。
竜神大吊橋を渡った先にあるのが大きな鐘「竜神カリオン」。希望の鐘、幸福の鐘、愛の鐘と命名され、3種類の音色を奏でます。
鐘の音色とロケーションからここで挙式を挙げたカップルもいるとのこと。
厳しい自然に耐えられるような設計になっていて一度に3,500人が渡っても問題ない造りです。
工法は風に強いトラスト補剛型式、1本でも1000tの重さに耐えられるケーブルが2本が採用され、100年に1度吹くと想定される30m/sの風にも耐えられます。
渡橋料金は大人320円、子ども210円と有料になっています。
駐車場は無料なので橋を見るだけでもできます。
バンジージャンプを楽しめる
竜神大吊橋にはバンジージャンプがあります。
日本最大級のバンジージャンプ場で高さは最大100m。バンジージャンプを何度も飛んでいる人でもスリル満点だとか。
通常のバンジージャンプでは飛んだ後は下に降りますが、ここでは電動のウインチを使って橋の上に引き上げる方式をとっています。
高所が得意なライダーはぜひ体験してみてください。
竜神峡周辺のグルメ
そば処 やまいち
古民家を改装した店内で、土間にある囲炉裏で食事を楽しめます。
リーズナブルでありながら量も味も満足できるでしょう。
慈久庵
店主一人で切り盛りしているためそばがでてくるまでに時間がかかるため、ほぼ並ぶことになるでしょう。
しかし、石臼でひいたそばは並ぶ価値のあるおいしさです。