秋の訪れをたっぷり堪能する【メタセコイア並木】

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人気のスポット・メタセコイア並木

皆さんは、メタセコイアという樹木をご存じでしょうか。
ヒノキ科の落葉樹で、和名はアケボノスギやイチイヒノキと呼ばれている木です。
メタセコイアの化石は、日本各地で出土するなど、新生代第三紀の頃に自生したとされています。
現在では、絶滅したものとされていましたが、中国で現存しているのが見つかり、日本でも保全のために植生されることになりました。

この珍しいメタセコイア並木が見られるのが、滋賀県高津市マキノ町にある、日本でも数少ないメタセコイア並木なんです。
全長約2.5kmと長く、秋の紅葉シーズンには、美しく紅や黄色に染まったメタセコイアの並木を眺めることができます。

メタセコイア並木の特徴

実はこのメタセコイアは、全国各地の公園や並木道、校庭などに植えられているのですが、広大な並木道はマキノ町が最大の規模を誇っています。
その総延長は、全長約2.5kmにも渡り、マキノピックランドからマキノ高原まで、植えられた総本数は500本ものメタセコイアを見ることができます。

このメタセコイア並木路は、いわば街のシンボルとなっており、計画的に形成された並木道の紅葉は、秋の風物詩ともなっています。
もちろん、見ごろは秋だけではなく、春先の芽吹く季節や新緑の夏は涼しげで、冬の時期には裸樹・雪花と、姿形を変えますので、1年を通じて楽しむことができます。

メタセコイア並木の魅力

四季折々の魅力を、堪能できるメタセコイア並木ですが、やはり一番の見ごろは、秋の紅葉シーズンと言えるでしょう。
メタセコイア並木の魅力は、何もメタセコイアの紅葉を楽しむだけではありません。
周囲を眺めてみると、周りの山々がよく見え、高原の紅葉とのコラボレーションがとてもすてきなんです。

ライダーたちの人気な紅葉スポットとして有名ですが、こうしたドライブやツーリングをしていて、圧巻の景色が眺められるのも、ここメタセコイア並木の魅力の一つです。
秋におすすめというのも、実はもう一つ理由があります。
それは、周囲に果樹園などがあり、ブドウ狩りや栗ひろいなども楽しめるからです。

メタセコイア並木へのおすすめルート

メタセコイア並木へと至るルートは、最寄のインターチェンジとして、名神高速京都東ICが一番のおすすめです。
インタチェンジをおりて、国道161号へ進み、湖西道路を経由して約90分の距離に、高津市マキノ町はあります。
インターチェンジから少し距離がありますが、琵琶湖を右手に見ながら、ドライブを楽しめますので、退屈はしないはずです。

また、並木の先には、日帰り温泉施設「マキノ高原温泉さらさ」もありますので、たっぷりと温泉につかった後、地元の食材を堪能するという楽しみもあります。
冬の季節でも、雪が積もれば、冬のソナタ並みの美しい光景を目にすることができます。