今回は群馬県の上毛三山パノラマ街道について紹介します。
上毛三山パノラマ街道は上毛三山と呼ばれる赤城山、妙義山、榛名山を結ぶ街道です。
そのひとつの榛名山は車の漫画ですが「イニシャルD」の舞台となった峠道でもあります。
路面状態は一部あれた場所もありますが、全体的に良好で初心者から上級者まで楽しめます。
山間部は急カーブが連続する区間があるので、スピードには注意してください。
赤城山
群馬県の中心部に位置する場所にあります。
赤城山から北へ行くと沼田市方面を抜け、南に行くと前橋・高崎方面へ行けます。
紅葉の時期になると麓から頂上に向けて、紅葉のグラデーションを楽しめます。
赤城山の山頂の湖畔に面したところに赤城神社があります。赤城山と赤城大明神を祀っていて女性の願掛けにご利益があるそうです。
天気がよければ美しい景色が見られます。ツーリングの途中で立ち寄りたいスポットです。
赤城神社には無料駐車場があるのでそちらに停められます。
妙義山
上信越道から軽井沢方面へ向かう途中、ギザギザに尖った岩山が見られます。これが妙義山です。
断崖絶壁の山肌はほぼ垂直になっているのが特徴です。
妙義山には妙義神社があります。
妙義山信仰の中心となる神社で上昇運、生命力をもたらすパワースポットとして有名です。
大鳥居の脇には樹齢500年の3本の杉があり、この杉を結ぶ三角形の空間がパワースポットとなっているので、立ち寄った際はぜひ行ってみてください。
妙義山の登山口にもなっているので、登山客も見られます。
また、運気がアップする神社として知られる中之嶽神社もあります。妙義山の一部である轟岩をご神体とした神社です。
古事記にも記されている英雄ヤマトタケルノミコトが祀られています。
鳥居をくぐると金ぴかの大黒様が見られますが、この大黒様は小槌ではなく剣を持っている珍しいスタイル。
厄や病を祓い、福を招く意味があるそうです。
榛名山
日本百名山のひとつで、カルデラ湖周辺を取り囲む榛名富士や掃部ヶ岳などの山々の総称です。
豊かな自然が特徴で、1年を通して楽しむことができます。春はツツジ、秋は紅葉が見どころでハイキングも楽しめるスポットです。
榛名神社は1400年の歴史を持ちます。本殿へ行く道には七福神の像が建ち並びます。
本殿は背後にある御姿岩とつながっており、その岩は洞窟内にご神体が祀られています。
岩は上部がくびれており、落ちてもおかしくなさそうですがずっとこの形を保っているのだとか。
