日光をツーリング!紅葉が美しい…【いろは坂】

  1. >
  2. >
  3. 日光をツーリング!紅葉が美しい…【いろは坂】
紅葉

栃木県日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ国道128号線の坂道であるいろは坂。
440mの標高差を約16kmでつないでるので結構な斜度です。
山下り専用の第一いろは坂と、山登り専用の第二いろは坂にわけられています。双方とも一方通行です。
いろは坂には48のカーブがあり、それがいろは坂の由来となっています。そのため、各カーブには「い」「ろ」「は」と標識が立っています。
その歴史は古く、奈良時代、山岳信仰のため開拓された古道です。この古道が整備されたのが現在の第一いろは坂となります。
1200年以上前の道をバイクで走れるルートなのです。
初心者でも安心して走れますがヘアピンが連続するため、十分に注意する必要があります。

第一いろは坂

かつては幅の広い一車線で荒れ気味の道でしたが、現在は二車線で舗装されています。
ヘアピンが多いのでむやみにスピードをあげるのは危険です。

第二いろは坂

登りの第二いろは坂は二車線のワインディングロードです。
路面はきれいですが、一部に道路鋲が埋め込まれているので注意が必要です。路面が空いている場合でも二車線をフルに使うライン取りはやめましょう。
黒髪平にある展望台は国内でも屈指の絶景を楽しめるポイント。写真撮影におすすめで、雑誌で見る写真は黒髪平からのものが多いです。駐車場が狭く明智平から戻れないので注意してください。
明智平の展望台も同じく眺めは抜群で第一いろは坂、男体山を望めます。食事やお土産の買えるドライブインや展望台につながるロープウェイがあります。
明智平は日光で一番眺めが良かったため明智光秀が名づけたと伝えられているそうです。

いろは坂の注意点

紅葉が見ごろになる10月~11月中旬はバイクで走るのはおすすめしません。
紅葉を見ようと観光客が多く訪れます。そのため、大渋滞を引き起こします。
二車線になっているので「大丈夫では?」と思うかもしれませんが、勾配がきつく道路の片側は崖に面しているのでバイクを倒さないようにすり抜けていくのは大変です。
紅葉シーズンが終われば道は空いているので、いろは坂へいくのなら11月下旬がおすすめです。戦場ケ原や中禅寺湖はまだ紅葉が続いています。

沿線にはニホンザルが出没するので飛び出しに注意してください。
駐車場で休憩中、見かけても餌付けしてはいけません。
日光市では「日光市サル餌付け禁止条例」により餌付けを禁止しています。ニホンザルがいてもエサをあげないようにしましょう。