バイクは定期的にメンテナンスが必要です。
メンテナンスは乗っているバイクの種類や排気量によってメンテナンス費用にも違います。
今回はバイクメンテナンスにかかる費用について解説します。
定期点検の費用
バイクには12カ月点検というのがあります。必ず実施しないといけない車検と違い、12カ月点検には罰則がありません。
しかし、メーカー保証のあるバイクだと12カ月点検を受けないと保証が受けられなくなる恐れがあるので、12カ月点検は受けたほうがいいでしょう。
気になる費用ですが、バイクショップによって変わります。
相場としては、
- 125cc以下だと8,000~13,000円前後
- 126ccc~250cc以下だと10,000~15,000円前後
- 251cc以上だと12,000円~20,000円前後
です。外国メーカーのバイクはやや割高となります。
足回りやエンジン、ブレーキなど33項目を点検します。普段自分でみることのない箇所も点検してくれると思うと決して高くないのではないでしょうか。
定期点検の費用は基本料金となるため、交換が必要な部品や消耗品があれば、追加で費用がかかります。
少しでも費用を抑えるなら、定期的にオイルやプラグ、冷却水の交換を自分で行うのもひとつの手です。
定期点検は自分でもできるのか
自分でもできるのではないかと思った方もいるでしょう。バイクの点検を自分で実施することはできます。
バイクの点検方法は「点検整備記録簿(二輪自動車・別表第7)」というものがありますので、項目に沿って点検していけばいいのです。
点検整備記録簿は決まったフォーマットはないので、インターネットからダウンロードしたものでも構いません。
項目によっては難しいものもあるので、できる範囲を知っておくことも重要です。
ツーリング中にトラブルが発生した場合、自分のバイクの状態を知っておけば、簡単に修理できたりします。
そのため、できる範囲で定期点検を自分でやってみることをおすすめします。
メンテナンス費用を抑えるには
バイクショップで依頼するのがおすすめです。相場よりも安くメンテナンスをしてくれるバイクショップもあり、交渉次第でサービスしてくれたりします。
注意点としてはアルバイトが受付する場合もあるので、安さだけではなく信頼できるかも重要です。
バイクディーラーだと費用相場は高くなりますが、技術力がしっかりしていて純正のパーツに交換してくれるので使用感が変わりづらいのもポイントです。
定期点検はやらなくても罰則はありません。そのため、定期点検をせずにバイクに乗っている人が多いのも事実です。
費用がかかりますが、安全に乗れて故障や事故を未然に防ぐという意味でも定期点検は受けたほうがいいでしょう。