オイル交換は一番重要なメンテナンスと言っても過言ではありません。
定期的に行うものなので自分のバイクのオイル交換はできるようになりたいものです。
今回はオイル交換の重要性と交換方法を紹介します。
オイルメンテナンスは重要
バイクはエンジンを高回転で回して走るため、エンジンオイルはこまめに交換しないといけません。
エンジンオイルの交換頻度は1,500km～3,000kmまたは半年に1回です。
エンジンオイルが汚れたままだとエンジンに負荷がかかるため寿命に影響します。
走らなくてもエンジンオイルは劣化していきますので、半年に1回の交換が望ましいです。
また、エンジンオイルを2回交換したタイミングでオイルフィルターも交換しておきましょう。
オイル交換の手順
必要な道具
新品のオイル：車種によって必要量が異なりますので事前に調べておきましょう。
ドレンワッシャー：ドレンボルトを締め込んだ際、すき間を埋めます。オイル交換とあわせて交換するようにしましょう。古いままだとオイル漏れの原因となります。
オイルジョッキ：新しいオイルを注ぐのに必要です。
廃油をいれる箱：古いオイルをいれるための箱です。そのまま川に流したり、不法投棄したりしないようにしてください。処分方法は各自治体で異なります。
工具：ドレンボルトを外したり、しめたりするため、メガネレンチやソケットレンチを使用します。
その他にグローブやオイル汚れを落とすパーツクリーナーもあると便利です。
1.エンジンを暖気する
エンジンを暖気しておくと、オイルが柔らかくなるので抜きやすくなります。注意点として走った直後や必要以上に暖気すると熱くなりすぎて火傷の原因になるので注意してください。
2.古いオイルを抜く
廃油をいれる箱をセットし、ドレンボルトを外し古いオイルを抜きます。
3.オイルが抜けたらドレンボルトをしめる
しめ過ぎに注意してください。必要以上にしめると破損の原因になります。
この時にドレンワッシャーを新しいものにしておきます。
4.新しいオイルをいれる
ドレンボルトをしめたら新しいオイルをいれていきます。規定量にあわせていれてください。
オイルを入れ終わったら蓋をしてエンジンをかけます。オイル漏れがないか確認しましょう。
オイル交換は自分でやるのとバイクショップでやるのも費用的にあまり変わらなかったりします。
ただ、自分でメンテナンスすることで達成感を得られ、バイクの状態をいち早く感じとれるようになれます。
損得は別として自分でやれることをやるのもライダーとしての醍醐味です。
