自分でバイクのメンテナンスを始めたい人のために、メンテナンス方法についてまとめました。
すぐにできるも簡単なものを集めましたので、ぜひ自分でメンテナンスしてみてください。
なお、メンテナンスは自己責任でお願いします。
洗車
洗車の基本は2つあります。
- 上から下の順に洗っていく
- 傷つきやすい部分から洗う
です。
汚れは上から下に流れていきます。洗車の基本ですが、さらに気をつけたいこととして傷つきやすい部分から洗っていきます。
具体的には塗装されているタンクやカウル、メーターパネルやランプなどの透明な部品、メッキされているマフラーなどです。
砂や泥のつきやすいフェンダーから先に洗ってしまうと、砂や泥が雑巾に付着します。そこから他の部品を洗ってしまうと傷がつく恐れがあります。
そのため、傷つきやすい部分から洗っていくのが鉄則です。
汚れや泥を落とすためにバイクに水をかけますが、鍵穴やマフラーに水が入らないようにしてください。また、この時こすらないように注意。素手で車体をなでてみてザラザラしていないかチェックしましょう。
洗剤はバイク用を使うのがおすすめです。スポンジを使って優しくなでるように。洗ったら洗剤の跡が残らないように水で流します。
最後に水滴が残らないように水分をしっかりふき取ります。
タイヤの空気圧調整
空気圧の確認頻度は月に1回程度です。バイクに乗っても乗らなくてもタイヤの空気は減っていきますので注意してください。
適切な空気圧は、バイクに貼ってあるシールを確認します。スポーツタイプだとチェーンカバーに貼られている場合があります。
どこにもなければ、取扱説明書を確認してください。
空気圧の確認はエアゲージを使ってチェックするといいでしょう。多少、値は張りますが長く使えます。
空気はガソリンスタンドにあるエアコンプレッサーを使うと簡単で便利です。
チェーンへの注油
チェーンへの注油はバイクの使用頻度や保管状況によって変わってきます。
スクーターやフルカウルのバイクより、パーツがむき出しになっているバイクのほうが必要性が高くなります。
月に1、2回または雨天の走行後、注油してあげましょう。
距離を目安にすると500km走行ごと注油してください。
注油の前に掃除は必須です。汚れたまま注油しても意味がありません。
ワンポイントアドバイスとして掃除後にすぐに注油するのではなく、少し乗ってチェーンを温めてからオイルを吹きかけると浸透しやすくなります。