バイクのメンテナンスの頻度とタイミング

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整備

バイクのメンテナンスしていますか?
バイクは乗っているとオイルやパーツなどが劣化しますので適切なタイミングでメンテナンスが必要です。
今回はバイクをメンテナンスする頻度とタイミングについてまとめました。

走行距離から実施するメンテナンス

バイクの消耗品は劣化が見た目だけで分かるとは限りません。タイヤだとスリップサインがでていなくてもゴムの劣化や酸化により性能が劣化している場合があります。
その他にもブレーキパッドは5,000km~10,000km、プラグは3,000kmから20,000kmが目安です。
消耗品は乗り方や車種などによっても違ってきます。
交換した時期と次の交換時期を管理するようにしましょう。

時間から実施するメンテナンス

バイクに乗っていなくても時間経過によって必要になるメンテナンスがあります。
半年に1回、エンジンオイルの交換や冷却液の補充、サスペンションの点検などです。
1年に1回だとオイルフィルターの交換やクラッチワイヤーの注油、スパークプラグの点検などがあります。

雨天走行後のメンテナンス

バイクはサビに弱いので、雨天走行後のメンテナンスは重要です。
できれば洗車と注油をしたいですが、時間がない場合は雨に濡れたバイクを乾かしましょう。
雨に濡れたままにするとサビの原因となるので、濡れたままバイクカバーをかけ、ガレージにしまうのはやめてください。

車検について

251cc以上のバイクは車検があります。車検が通ればメンテナンスをしなくてもいいわけではありません。
車検は法律で決まっている項目をチェックしているにすぎず、車検が通った翌日に故障する可能性があります。
メンテナンスはしっかりおこないましょう。

異変に気づいた場合

バイクに乗っていると思わぬ異変が起きたりします。エンジンの異音やブレーキの感触がいつもと違う場合などありますが、放置せずにチェックしましょう。
このような状態が続くとバイクが走らなくなるだけではなく、事故につながる恐れがあります。
自分でメンテナンスできない場合はバイクショップへ持ち込むことをおすすめします。

メンテナンスと修理の違い

メンテナンスと修理の違いは、メンテナンスは悪いところがないかをチェックし、修理が必要ない状態を維持することです。消耗品をとりかえることもメンテナンスといいます。
対して修理は不具合が発生した箇所に対する処置をさします。メンテナンスがしっかりとしているバイクは修理が必要になることが少なく、安心してバイクに乗れます。
日常点検はもちろん、定期的な点検をプロにお願いすることも大切です。