消耗品のパーツの交換時期

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バッテリー

バイクは多くのパーツから構成されてできています。特に制動部分のパーツは消耗が激しいので適切な時期に交換するのが望ましいです。
今回は消耗品の交換時期の目安について説明します。

オイル類

エンジンオイルは潤滑・冷却・防サビをするバイクにとっての血液です。劣化するとエンジンに悪影響を与えます。
エンジンの性能を引き出すために3,000~5,000kmまたは半年に1度交換しましょう。
エンジンオイルの汚れだけではなく、増減にも気をつけましょう。増えていたらガソリンが流れ込んでいる、減っていたらオイル漏れが起きている可能性があります。
そのような場合は、バイクショップに見てもらいましょう。
ブレーキオイルは、街乗りであれば5,000kmから2年に1度交換すれば問題ありません。しかし、サーキットや山道などスポーツ目的で走る場合は1,000kmごとの交換が望ましいでしょう。

バッテリー

バッテリーはバイクを走らせながら充電する仕組みのため、長期間走らなかったり、短距離しか走行しなかったりすると放電して走れなくなってしまいます。
たまに長距離を走るか、乗らない時はバッテリーを外しておきましょう。
バッテリーの寿命は3年程度といわれ、劣化してくるとライトが暗くなり、セルも回りにくくなります。
そうなった場合、交換するといいでしょう。

ドライブチェーン・スプロケット

ドライブチェーンはエンジンの動力をタイヤに伝えるものです。そのため、劣化しやすいパーツなので、交換をしないままでいると切断する場合やチェーンの伸びにより走行中に制御不能になる恐れがあります。
20,000kmを目安に交換しましょう。
タイヤに動力を与える歯車の部分です。使い続けると歯がかけて、ドライブチェーンのコマ飛びの原因になります。どちらかに問題があると両方に影響を与えるので、ドライブチェーンと同じタイミングで交換します。
新品はパワーロスがなくスムーズに走るので快適です。

ブレーキパッド

ブレーキディスクを左右で挟み込んで摩擦によりバイクを止める部品です。目視で確認して残量が2、3mm程度になっていたら交換しましょう。
確認方法はキャリパーからは外して確認します。フロントよりもリアが消耗しやすいので両方見るようにしましょう。
制動距離が伸びて、異音があるようなら交換時期はすぎていますので、すぐに交換するように。
性能のよいブレーキパッドだと扱いやすくブレーキングが楽しくなります。消耗品だからこそ色々試してみるのもいいでしょう。