バイクの走行距離
バイクの購入を考えているけれど、まだビギナーだし立ちゴケをしたり駐輪しているときにすり傷を作ったりするリスクを考えると、新車はもったいないとお思いの方におすすめなのが中古バイクです。
中古といっても、多くのバイクはていねいに扱われているので状態も良く、ビギナーが乗り回すには十分です。
もちろん、お値段が安いのも中古バイクの大きな魅力です。
中古バイクを選ぶ際には、踏まえておかなければならないポイントがいくつかあります。
その中でも特に重要なもののひとつが、バイクの走行距離です。
一見して新しくてきれいに見えるバイクでも、走行距離がかなりあるものは部品が劣化している可能性があります。
バイクというのは、一般的な走行距離が年間で1,000km〜5,000kmが妥当だと言われています。
ですから、3年前のバイクであれば3,000km〜15,000kmの走行距離であればおすすめと考えていいでしょう。
走行距離がこれより長いもの、あるいは逆に短すぎるものも問題です。
走行距離が短いバイクというのは、乗らずに放置していた時間が長い可能性もあり、こうなるとエンジンに欠陥があることも考えられます。
相場を把握しておこう
買いたい車種の相場もだいたい把握しておくことが大切です。
相場よりも大幅に安いバイクには何らかの問題があることが多いので、注意しなければなりません。
また、整備無しで販売されている中古のバイクはかなり安い傾向がありますが、バイクに関する知識が相当ない限りはあまりおすすめできません。
できれば、バイクのメンテナンスに力を入れている良心的なバイクショップを選ぶべきでしょう。
バイクの価格は多少高めでも、後々不具合が出たときにも親身になって修理をしてくれますし、中古バイク選びでさまざまな相談にも乗ってくれるはずです。
アフターフォローが充実しているかどうかがビギナーにとっては特に大切なポイントです。
中古とはいっても保証書があることがほとんどで、保証の期間内であれば故障の一部はタダで修理してもらうことができます。
バイクショップを選ぶときには、口コミなどで評判のいいところがおすすめです。
エンジンやサスペンションの状態も要チェック
中古バイクは、目で見て状態を確認することが何よりも大事です。
特にエンジンやサスペンションに関しては、実際に見てみてどのような状態かをチェックしましょう。
エンジンがセルボタンを押してすぐにかかるかどうかも確認しておきたいところです。
エンジンの外部にオイルが滲んでいないかどうかも肉眼で確認しましょう。
サスペンションもスムーズな走行のためには重要なポイントなので、車体を押し込んでみて引っ掛かるところがないかどうか見てみることが大切です。